気になる血圧とコレステロール…成分で選ぶサプリ、間違えていませんか?
「健康診断で“やや高め”って言われたけど、まだ大丈夫」
「運動や食事に気をつけてはいるけど、数値が安定しない」
──そんな40代のあなたへ。
加齢とともに気になるのが、血圧やコレステロールの数値。
放置してしまうと、生活習慣病や動脈硬化のリスクが高まり、
将来的な健康を大きく左右しかねません。
最近では、「機能性表示食品」や「サプリメント」での対策も増えていますが、
選ぶ成分によって効果や目的が大きく異なることをご存知でしょうか?
この記事では、血圧・コレステロール対策に人気の主要成分を比較しながら、 それぞれがどんな人に向いているのかを分かりやすく解説します。
「なんとなく良さそう」で選ぶ前に、目的に合った“成分選び”を始めてみませんか?

血圧・コレステロールが気になり始める40代。その背景とは?
健康診断の結果に、「血圧が少し高めですね」「LDLコレステロール値が…」と
指摘されたことのある方も多いのではないでしょうか。
実は、40代は“血管の曲がり角”とも言われる時期です。
ホルモンバランスの変化や代謝の低下、生活習慣の蓄積が、
数値の変動にじわじわと現れてくるのです。
✅ なぜ40代から血圧・コレステロールが上がりやすくなる?
以下のような要因が重なることで、数値は上がりやすくなります:
- 基礎代謝の低下:脂肪が燃えにくくなり、内臓脂肪が増加
- 運動不足:仕事や家庭の忙しさで体を動かす時間が減る
- 食生活の偏り:外食・コンビニ食・塩分や脂質の摂りすぎ
- ストレスの蓄積:交感神経優位による血圧上昇
- ホルモンの変化:更年期が近づき血管の柔軟性が低下
✅ 「まだ軽いから大丈夫」が危険な理由
多くの方が、「要経過観察」「やや高め」といった結果に安心しがちですが、
数値の軽度な異常は、“静かな進行”の始まりともいえます。
放置していると…
- 動脈硬化の進行
- 心筋梗塞・脳梗塞リスクの増加
- 肝臓や腎臓への負担
といったリスクが高まるため、早めの対策こそが未来の健康を守るカギなのです。
成分ごとに違う!血圧・コレステロールに働きかける注目成分5選
血圧やコレステロール対策のサプリを選ぶ際、重要なのは「成分」。
よくある “なんとなく良さそう” ではなく、自分の数値・体質・目的に合った成分を選ぶことがポイントです。
ここでは、40代以上の男女に注目されている成分を5つご紹介します。
① DHA・EPA(オメガ3系脂肪酸)
- 【期待できる効果】:中性脂肪の低下、LDL(悪玉)コレステロール低減、血流改善
- 【特徴】:青魚に多く含まれる脂肪酸。血液サラサラ効果が有名
- 【向いている人】:血液ドロドロが気になる/魚をあまり食べない
② ラクトトリペプチド(VPP、IPP)
- 【期待できる効果】:血圧の上昇を抑制(機能性表示食品に多い)
- 【特徴】:牛乳から得られる成分で、継続摂取で効果が期待される
- 【向いている人】:上の血圧が高めの方/血圧を安定させたい
③ GABA(ギャバ)
- 【期待できる効果】:ストレス軽減・血圧上昇の抑制
- 【特徴】:アミノ酸の一種。副交感神経を優位にするリラックス成分
- 【向いている人】:ストレスが多く緊張型の高血圧傾向の方
④ ナットウキナーゼ
- 【期待できる効果】:血栓予防、血流改善、動脈硬化予防
- 【特徴】:納豆由来の酵素。サラサラ血液に貢献
- 【向いている人】:血栓予防/家族に脳梗塞・心疾患の既往がある人
⑤ 植物ステロール
- 【期待できる効果】:コレステロール吸収の抑制
- 【特徴】:植物由来。機能性ヨーグルトやサプリで摂取できる
- 【向いている人】:LDLコレステロールの数値が高い人/動脈硬化が気になる人

サプリ選びの注意点|目的に合った成分+継続できる形状・価格
「どれが一番効くのか?」
そう考えがちですが、サプリ選びで最も大切なのは──
「自分の体質・目的に合っていて、無理なく続けられるか」です。
以下のような視点で、あなたに合った商品を見極めましょう。
✅ 1. 成分の“目的”が合っているか?
- 血圧を下げたい → GABAやラクトトリペプチド
- コレステロールを下げたい → DHA・EPA、植物ステロール
- 血栓予防・血流改善 → ナットウキナーゼ、DHA・EPA
目的と成分の一致を確認しましょう。
✅ 2. 飲みやすさ(粒の大きさ・においなど)
- 粒が大きすぎて飲みにくい
- 魚のにおいが苦手で続けられない
…といったケースも。口コミやサンプルなどを確認してから購入するのが安心です。
✅ 3. 継続できる価格かどうか?
サプリは 最低でも2〜3ヶ月の継続が前提です。
高価すぎて続けられないと意味がありません。
- 定期購入の割引はあるか
- 一日あたりのコストは妥当か
などもチェックしましょう。
✅ 4. 機能性表示・安全性が明記されているか
- 機能性表示食品であること(科学的データの裏付けあり)
- GMP認定工場などで製造されているか
成分の含有量や臨床データの有無なども重要な比較ポイントです。
まとめ|40代からの血圧・コレステロール対策は「知って選ぶ」がカギ!

「まだ大丈夫」と思っていた数値が、ある日を境に
「要注意」「治療開始」に変わることは、決して珍しくありません。
だからこそ、“予防”の段階から自分の健康と向き合うことが何よりも大切です。
血圧やコレステロールの数値は、
- 食事や運動などの生活習慣
- 成分を選んだサプリメントの活用
といったちょっとした意識と工夫で、着実に改善が見込めます。
今日のチェックポイント
- あなたの今の悩みは「血圧」?それとも「コレステロール」?
- それに合った成分と習慣は取り入れられていますか?
- サプリは成分+継続性+信頼性で選びましょう
40代からの体調管理は、「正しい知識」が健康寿命を延ばす最大の武器です。
今日から少しずつ、未来の自分に投資していきましょう。
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